ハイドロキノンとトラネキサム酸を徹底比較♪結局どっちがシミに効くの!?
252c04a20db20a05c89a5e3b416b1c11_s.jpg

「美白クリーム」や「シミ・肝斑用の薬用クリーム」を見てみますと、その有効成分のほとんどが「トラネキサム酸」か「ハイドロキノン」と表示されていますわよね?

美を追求するあなたでしたら、このどちらの成分もご覧になったことがあるのではないでしょうか?

シミや肝斑だけでなく、乳首や膝、ワキやVゾーンの「黒ずみケア商品」にもこの2つの成分はよく見られますわよね?

この2つの成分はどちらも「医薬品」に指定されるほど効果の認められた美容成分なんですの♪

でもこの2つの成分、「ハイドロキノン」と「トラネキサム酸」は結局どちらがシミや美白に有効なのでしょうか?

今回はこの美白成分である「ハイドロキノン」と「トラネキサム酸」を徹底比較しますわ♪

まずは「トラネキサム酸」とはどういう成分なのかをご紹介しますわね♪

「トラネキサム酸」ってどんな成分?


c450d01347c958d6008963e9b48d044b_s.jpg

「トラネキサム酸」はもともと抗炎症・抗アレルギー効果や止血効果を持った成分として、医療の現場で用いられてきたんですの。

湿疹・じんましんの治療や出血などにも使われているんですのよ。

1979年に「肝斑に対する改善効果」が報告され、肝斑やシミの治療に用いられるようになったんですの。

「トラネキサム酸」は実はアミノ酸の一種なんですの。

アミノ酸は生命の源とも呼ばれていて、人間の身体もその20%がアミノ酸でできているんですのよ♪

そんな「トラネキサム酸」には、メラニンの生成を抑制する作用、炎症を抑える作用などがあるんですのよ。

ですから肌荒れやシミ、そばかすを改善し予防する効果があるんですの。

「トラネキサム酸」の美白効果とは?


シミや肝斑を作っているのは肌の中でメラニンを生成している「メラノサイト」なんですの。

肌が紫外線や摩擦などの刺激を受けると、このメラノサイトが肌を守るためにメラニンを生成するように信号を出すんですの。

「トラネキサム酸」は、その信号物質である「プロスタグランジン」をブロックして、メラニンの生成を抑え、シミやそばかすを防ぐんですの。

「トラネキサム酸」の副作用情報


「トラネキサム酸」はほとんど副作用の心配がない成分と言われていますの。

でも報告されている副作用としましては、食欲不振、胸やけ、嘔吐、眠気、発疹などがありますの。

ただしこれらの副作用は、「服用」の際に報告されておりまして、「皮膚への外用」としての副作用の報告はありませんの。

つまり、「トラネキサム酸」はほとんど副作用を心配する必要のない美容成分ということができますわね♪

それでは次に「ハイドロキノン」とはどういう成分なのかをご紹介しますわね♪

「ハイドロキノン」ってどんな成分?


0118166ed60a1a4e90f12c19f01bbf69_s.jpg

「ハイドロキノン」は「ヒドロキノン」とも呼ばれていますの。

ハイドロキノンは元来、写真の現像において還元剤として用いられることで知られているんですの。

また染料の原料、ゴムの酸化防止剤原料、エンジニアリングプラスチック原料、農薬原料等としても利用されているんですの。

「ハイドロキノン」の美白効果とは?


医薬部外品として使用されるようになったのはごく最近のことなんですけれど、その強力な漂白作用で、美白剤として皮膚科などで処方されているんですのよ。

市販のハイドロキノン剤は通常2%~4%程度の濃度のものが主流なんですの。

ちなみにアメリカ食品医薬品局(FDA)では2%以上の濃度はドクターの管理下により処方されなければなりませんの。
※「wikipedia」より

正直に言いますと、「ハイドロキノン」はシミや色素沈着を消すためにとっても有効な成分なんですの。

「ハイドロキノン」の副作用情報


結論から言いますと「ハイドロキノン」には副作用がありますの。

「ハイドロキノン」が肌に合わなかった場合、使用法を間違えた場合などに以下のような副作用が報告されているんですの。

1、肌の赤みや炎症が起こる

「ハイドロキノン」が体質に合わなかった場合や劣化したものを使用した場合に「肌に赤みなどの炎症」の報告があります。

ハイドロキノンを使用する際はまず、パッチテストなどを行って、肌に合うかどうかを確認する必要がありますわね。

2、色素沈着(シミ)が濃くなる

実は「ハイドロキノン」は紫外線を浴びるとシミを濃くしてしまう作用があるんですって!

ですから紫外線対策をしなければなりませんの。

紫外線対策を行なわずにハイドロキノンを使用すると逆効果になってしまうこともあるんですのよ。

3、塗りすぎにより肌が白くなることも

「ハイドロキノン」はシミや色素沈着を消すために有効な成分ですが、濃度の高いものを長期間使用し続けると副作用が起こるんですの。

それが肌が漂白されて、元の肌色より白くなってしまうことなんですの。

ただし濃度が5%以下のものではこのようなトラブルが起きた報告はまだされていません。

ですから、用法や容量をしっかり守って使用することが重要ですわね。

ハイドロキノンによる副作用の例
スクリーンショット (491).png

※ここまでの記事は主に「スキンケア大学」の記事を参考に書いております♪

まとめ


0dc73ae7b913bb826cbcf819e18020e7_s.jpg

「ハイドロキノン」も「トラネキサム酸」も美白効果があることはわかりましたけれど、そのアプローチの仕方にはずいぶん違いがあることがわかりましたわね♪

「トラネキサム酸」の特徴をまとめてみますと・・、

・「トラネキサム酸」は副作用が少ない

「トラネキサム酸」シミや肝斑を消すものではない

・メラノサイトの働きをブロックしてシミを作らないようにし、ターンオーバーによってメラニンを排出することでシミを薄くする

そして「ハイドロキノン」の特徴をまとめてみますと・・・、

・「ハイドロキノン」は使い方を間違えると強い副作用がある

「ハイドロキノン」は漂白作用によってシミや肝斑を消す

・紫外線に当たると、逆にシミを生成する。

以上のような特徴から、「トラネキサム酸」はニキビ跡の黒ずみやシミ除去などのスキンケアアイテムによく配合されておりますわね♪

そして薬用美容液や美白ゲルなどに含まれている「ハイドロキノン」はしっかり調整されておりますの♪

ですから市販のアイテムでしたら副作用に関してはそれほど神経質になる必要はありませんわね♪


いかがでしたか?

「シミに効く」と言いましても、成分によってお肌への影響も変わってくるものなのです。

ですから「美白」「シミケア」などの商品を選ぶときには「成分」の情報も参考にしながら、あなたに合ったアイテムをしっかり選んでくださいね♪

参考までに、「ハイドロキノン」を主成分としたシミケアアイテムと、「トラネキサム酸」を主成分とした美白アイテムをご紹介しておきますわね♪

あなたのスキンケアアイテム選びに役立てば何よりですわ♪

【ハイドロキノン】を使用した美白アイテム♪


★オールインワンゲルでシミとシワの両方に働きかける美白クリーム「薬用シミトリー」
詳しくはこちら≫≫薬用シミトリー公式サイト♪

★ハイドロキノン誘導体使用「ナノ×美白」でシミの元に届く、働く美白ケア「アスタリフトホワイト」

【トラネキサム酸】を使用した美白アイテム♪


そばかす専用オールインワンゲルでシミや肝斑もケアできる「フレキュレル」
詳しくはこちら≫≫フレキュレル公式サイト♪

乳首の黒ずみケアクリームでシミや全身の黒ずみに働きかける「ホスピピュア」
詳しくはこちら≫≫ホスピピュア公式サイト♪

新美白成分「ルノシール」を配合したPOLAの「ホワイトショットSXS」


スクリーンショット (537).png

ちょっと番外的なお話になりますけれど、2018年にあの【POLA】から発売された「ホワイトショットSXS」には美白の新成分「ルノシール」が配合されていますの♪

「ルノシール」はもともと医療の現場で使われていた成分を【POLA】によって美容成分として独自開発された成分なんですの♪

メラニンはメラノサイトの信号によって、酵素の「チラシナーゼ」とアミノ酸の「チロシン」が結合することによって発生するんですの。

「ルノシール」はこの「チラシナーゼ」と「チロシン」の結合を阻止して、メラニンの生成を抑制するんですの♪

機能としましては、「トラネキサム酸」に近い働きをしますが、その効果はかなり高いものと言われているんですのよ♪

しかも【POLA】は1998年から「ルノシール」の研究を行っておりまして、それ以来副作用の報告はありませんの♪

しかも「ルノシール」は美白だけでなく美肌にも働きかけてくれますので、一石二鳥ですわね♪

シミやそばかすに悩んでいるなら、美白新成分の「ルノシール」もチェックしてみてくださいね♪